
blenderはアプリ上のレンダリングカメラでもって自由に画作りができる
今回はガンダムのバストアップ画像を作っていこう
ガンダム大地に立つ!をイメージしたバストアップ画像を作るので地上からガンダムを見げるようなカットとしたいわけだが…



上の設定だと焦点距離66mm センサーサイズ32mmとなっている。カメラ位置はガンダムがら数mはなれた足元になっている(上の画像の橙色の四角がカメラね。もちろんガンダムのサイズは設定に近い18m程度の大きさにしている)
デジカメの標準レンズの焦点距離が50mmだから大体ポピュラーなフルサイズセンサーのデジカメを持って撮影したらこんな感じという感じ
要はこれが実際カメラで見たリアルな感じになるがもうちょっとアニメっぽい誇張表現を入れたい
そこで広角レンズ設定に切り替えていく
レンズの焦点距離についてはこちらを見てくれ 出典:㈱ニコン デジタル一眼レフカメラの基礎知識
広角レンズのほうがパースがかかった画作りが可能で撮影した物体がより迫力がある感じになるわけ
レンズのボケ効果にもかかわるこの焦点距離という概念はデジタル一眼カメラの醍醐味で写真撮影にはまる要素で、Blenderの仮想カメラでももちろん重要なポイントとなるがここでは割愛する
焦点距離を人間の視野角に近い21mmにしてみよう

するとこうなる 人間がガンダムの足元で人間が見上げたらこんな感じになると思う
ただ今回はバストアップの画を作りたいので、ガンダムの胴体にロックしてカメラを動かしていくが…



すると上のような感じになってしまいまして画としてはこれはこれでいいかもしれないがガンダムの膝のあたりから撮影したような画像となってしまう そのせいでパースも必要以上に大げさな感じだ
今回は地上から撮影した時のバストアップ画像を作りたいのでこれでは具合が悪い
そこで今度はセンサーサイズをいじっていく


センサーサイズを11mmに設定して画角を絞ってカメラ位置をガンダムの足元に移すと上のような画像になる
ガンダムの足元にカメラを配置しつつ広角レンズによるパースを効かせたような画作りができた
ところでこのセンサーサイズというのは、実際のカメラでいうとセンサーサイズが大きいものほどいいカメラ、鮮明な写真が撮れる高額なカメラという感じになってるわけで…
仔細の説明は避けるが昔よくあった○○万画素!っていううたい文句はあまり意味がなくてフルサイズカメラ→APS-Cサイズカメラ→マイクロフォーサーズカメラの順で性能、写真の鮮明さ、夜景撮影への強さ、カメラ本体価格が決まってくるわけだが
なのでセンサーサイズ11mmって何なの??という思いもある。ただBlenderのレンダリング結果の鮮明さはサンプリング数とか全く別のパラメータによって左右されるので画像の鮮明さにセンサーサイズはあんま関係ないのかも
単純に画角の広さのみを設定するパラメータなのかもしれない
なんだかとりとめのない記事になってしまった
おわり